10年越しの出番
運ばれた来たのは先月の末のことですが、プジョー205ラリーが「走行中にストールして、そのまま再始動出来なくなった」とロードサービスで入庫です
「燃料ポンプが怪しいので点検して」ということなので燃料系からチェックします
この車の燃料ポンプは機械式です 負圧で引っ張るとガソリンが出るのでガス欠ではなし
ダイヤフラムも破れてません
カムシャフトの摩耗とタイミングベルトも点検 どちらも異常なし
で、点検の結果、スパークプラグに火が飛ばないということがわかりました
ユーザーさんに「ポンプは大丈夫だけど、火が飛んでませんよ」と報告したら「IGコイルとIGモジュールどっちも交換しておいて」となりました
ということで、IGコイルとIGモジュールの両方を交換します
IGコイルはすぐに入手できましたが、IGモジュールはちっとも見つからず
そう言えばこの車を販売した10年くらい前「IGモジュールは予備を持っておいたほうがいい」とスペアパーツを売りつけてました
「IGモジュールが入手困難なのですが、納車直後に買ってもらったあの部品はまだありますか?」
「車の中に置いてあるかも」
探したらありました、IGモジュール ということで早速交換
無事にエンジンが掛かるようになったことを確認して、IGコイルのブラケットを少し改良します
裏側がナットだと作業性が悪いので、インサートナットの取付
スパークプラグは掃除しておきます
外した部品を元に戻して最終チェックして終了です
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