引き返せない領域へ

いつにも増して入庫車両がいっぱいです。さばききれなくて、３、４台はゴールデンウィークの連休明けに持ち越しになりそうです。

さて、そんな中の一台、プジョー１０６ラリーです。

こんなものを取付します。ロールケージです。
よくロールゲージという表記を目にしますが、正しくはロールケージです。

「２名乗車にして、カーペットも剥がしちゃってー」ってことで作業開始。

特徴的な真っ赤なカーペット。

えーい、剥がしてしまえ。

インシュレーターもめくってポイ。

足元のスポンジは、ダッシュボードの奥までずーっとつながった一枚物。

きれいさっぱり撤去。
これ、結構な重量あります。

ちょっと白ボケが気になるダッシュボード。

はずしたついでに洗剤でゴシゴシ洗ってみたんですが、あんまり効果なかったかも…。

きれいにしたつもりのダッシュボード取り付け。

フロアーに張られたアスファルトシートも剥がします。

車内がうるさくなりますが、これも軽量化のため。

全部剥がしました。

車内へロールケージを入れて仮組み立て。取り付け位置の確認中。
穴を開けたらもう後戻りできません。

エグザンティアＡＣＴＩＶＡ、ＢＸ１６ＴＲＳ

ニフティがビデオ共有サービス（http://video.nifty.com/）を６月いっぱいで終了するそうです。サービス終了後はこのブログの中の動画が見れらなくなってしまいます。残念ですけど仕方がないです。

最近なぜかシトロエンばかり入庫してます。エグザンティアアクティバターボです。

足回りの調整と、アンチシンクバルブを交換しました。

ＢＸは車検で入庫中。

サスペンションシリンダーのリターンホースが千切れていたので交換。

ひびの入っていた外のベルト２本交換。
タイミングベルトも心配ですが、訳ありで点検しません。

フロントキャリパーのオイル漏れ。

オーバーホールするにもシール類がない。新品キャリパーも国内在庫無しとのことなので、中古キャリパーに丸ごと交換です。

それにしてもひどい状況。

パッドも磨耗限度まできていたので交換しました。

バックランプが点灯しないなぁと思ったら、バルブホルダーが壊れて端子がなくなっていました。

使用していないリヤフォグ用の端子をはずして応急処置。いつまで持つかわかりませんが、とりあえず車検はＯＫでしょう。

その他メニューいろいろ。
このデジタルタイミングライト、使いやすくてお気に入りです。

プルリエルのトランスミッションの続き

プルリエルの続きです。
異音の原因はトランスミッション内のベアリング不良でした。

部品が揃ったので、トランスミッションのベアリングを交換します。
右が正常なベアリング。不具合が一目瞭然です。

覗き込むとインナーレースに傷があるのがわかります。
それにしてもリテーナーはどこに？

セカンダリーシャフトをばらしたら樹脂パーツの破片が出てきました。
ベアリングリテーナーの残骸？

プライマリー２つ、セカンダリー２つの計４つのベアリングを交換しました。

ケースをきれいに掃除して組み付けます。

その他の交換部品。シール。

パッキン。

クラッチのベアリングと、ベアリングガイド。

ミッションを組み立てて、

エンジンとドッキング。

どんどん組み付けていって、

診断機を使って、センソドライブの初期化をします。
試運転して、異音が消えたのが確認できたら完成です。

プルリエルのトランスミッション

シトロエンＣ３プルリエルです。走行中に異音がするということで入庫です。
試運転してみたら、ゴロゴロと嫌な音がします。

どうやらトランスミッションが怪しいので、ミッションを降ろして点検することにします。
まずは診断機で、センソドライブを分解作業モードにして、ミッションを降ろす作業を開始です。

ギアオイルを抜いて、

バッテリーなどの邪魔になるものをはずしていきます。

クラッチのアクチュエータや、ドライブシャフトなんかもどんどんはずしていきます。

作業中に発見したラジエターの状態。ちょっとやばくなりかけです。

ま、それはおいといて、さらに分解。

ミッションがおりました。

ミッション本体。
センソドライブは自動変速ですが、トランスミッション本体は、マニュアルギアボックスそのものです。

降ろしたミッションを分解していきます。

ケースをはずしたところ。
あれれ？？プライマリーシャフトのベアリングに注目。

ケースからシャフトを抜いて。

抜き取ったプライマリーシャフトとセカンダリーシャフト。
ご覧のとおり、まだシンクロは大丈夫そうです。

プライマリーシャフトのインプット側ベアリングに注目。
どうやら異音の発生源はここのようです。原因がわかったところで今日はここまで。

ルーテシアのオルタネーター

ルノールーテシア１６Vです。
少し前にオルタネーターとバッテリーを点検していて、オルタネーターにはリップル異常が、バッテリーは交換時期であるのがわかっていました。

ヘッドランプをはずして、オルタネーターにアクセスします。

ベルトを緩めてブラケットからはずします。
そのままだと出てこないので、エンジンマウントをはずして、エンジンを少し持ち上げてやって…

オルタネーターがはずれました。

年式・走行距離などを考慮してリビルド品にアセンブリ交換します。

逆の手順で取り付け。

バッテリーも交換してテスターでチェック。
バッテリーも充電状態も正常になりました。

オルタとは関係ないけど、エアコンのチェックとガスの補充。
そろそろエアコンを使う季節になってきました。

サクソ、プルリエル、ＣＬＫ、ＢＸ

いろいろ端折ってますので、「おい、入庫したのに俺の車が載ってないぞ！」ってのは無しでお願いします。

先週車検を受けたサクソです。リヤスポイラーがグラグラで、取り付けなおしで板金屋さんへ入庫してました。

板金屋さんから戻ってきて、高速試運転。
「一時間くらい高速を走ってるとエンジンが…」ってことで東海環状と出来たばかりの名二環をぐるっと。

プルリエルは走行中に異音がするとのことで入庫。どうもミッションが怪しいので、これは近いうちにミッション降ろします。

ＣＬＫ２４０はエンジンオイル交換。

オイルフィルターも交換しました。

ＢＸは車検で入庫。急な入庫だったのでちょっとバタバタしてます。

セルモーターの回りが弱いと思ったらバッテリーが交換時期。

キャリパーからＬＨＭ漏れ。

ベルトのひび。

ブレーキホースのひび。

サスリターンホースが切れてます。

こっちは排気漏れ。
ざっと見ただけでもこんな感じ。さて、何をどこまで進めていきましょうかね。

春のイベントのお知らせ

新年度もはじまり、春のイベントシーズン到来です。
いくつか案内をもらっていますので、こちらでもご紹介したいと思います。
詳しい内容は各リンク先を参照ください。

●ユーロチャレンジ
輸入車のレースイベント
日時　2011年5月7日（土）
場所　スパ西浦モーターパーク

●ラテンフェスタ
イタ・フラ車のモータースポーツイベント
日時　2011年5月22日（日）
場所　YZサーキット

●アズーリ
イタリア車全般が対象のタイムラリー形式のイベント
日時　2011年5月28日（土）
場所　アウト ガレリア ルーチェ （メイン会場）

エグザンティアのアンチシンクバルブ

シトロエン　エグザンティア　ブレークです。
エンジンを停止して駐車してると、フロントだけ車高が下がってしまうということで入庫です。

エグザンティアには、フロントとリヤそれぞれに車高沈下を防止するためのバルブがついていますが、おそらくそのバルブがダメになっているのでしょう。
ＬＨＭタンクの下に、そのバルブはあります。

バルブを交換します。
オーバーホールキットのような部品がないのでユニット交換です。

新しいバルブの取り付け。

はずしたバルブをばらしてみました。
スプリングの強さと油圧の差で作動するシンプルな構造のスライドバルブです。

これでエンジン停止時でも車高を維持してくれるでしょう。

サクソの車検

シトロエン　サクソ　スーパー１６００です。車検で入庫中です。

交換部品その１、スパークプラグ。

交換部品その２、エアフィルターエレメント。

スロットルの清掃だとか、

バッテリーの点検だとか。

テスト結果から、バッテリーの交換。

エンジンの調子がいまいちだなあと思っていたら、バッテリーについていたアフターパーツが悪さをしていました。
取っ払ったら元の調子に戻りました。

シフトレバーの動きが渋かったのでリンケージの点検・注油。

トランスミッションオイルの交換だとか、

各所作業中です。

Ａ２、ルーテシア

アウディＡ２は車検で入庫中です。

スパークプラグ交換に

ベルト類点検。

ブレーキディスクローターと、

ブレーキパッドの交換。

ドラムは研磨。

エンジンオイルと、

トランスミッションオイルの交換などの作業中です。

ルノールーテシア１６Vは、

エンジンオイルとオイルフィルターの交換です。

クリオの続き、ヘッドランプのくもり修正

ルノークリオＲＳの続きです。

ヘッドランプの仕上がり待ちの間に、リヤのブレーキパッドを交換しました。

で、中一日で仕上がってきたヘッドランプユニット。

あとは元通りに組み付けていっておしまいです。

そのヘッドランプの作業はというと、サンドペーパーで研いで劣化したクリアをはがし、バフでレンズを磨いて、プライマーとクリアコートで完成です。

ピカピカになりました。