パンダとCLK
今日は、まずフィアット パンダ スポルティーバの作業から。
昨年末に入庫して、不具合箇所のチェックを済ませていたパンダです。
異音の発生していた右リアハブベアリングの交換。
ドアトリムをばらして、
パワーウィンドウレギュレータを交換しました。
メルセデス・ベンツ CLK240は、クーラントが減って警告灯が点灯するということで入庫しました。
ですが、外観チェックでクーラントが漏れている形跡はナシ。
で、いろいろ点検した結果…
これはオートマチックフルードを抜いているところ。
どうやら、ATフルードのヒートエクスチェンジャーがパンクして、オートマオイルにクーラントが混ざってしまったようです。
ミルクティーではありません。ATフルードです。
なくなったと思っていたクーラントは、AT内部に流れ込んで、ATオイルを乳化させていました。
ATフルードのヒートエクスチェンジャーは、ラジエターと一体型なので、ラジエターASSYを交換します。
左がパンクしたラジエター、右が新品のラジエターです。
パンクしているラジエターに外観の不具合はありません。
ATオイルクーラーのパイプ接続部から中を覗いたところ。乳化したATフルードが見えます。
ラジエターを交換したところで、今日のところは終了。
AT内部がきれいになるまで、ATフルードを交換。冷却回路内部がきれいになるまでクーラントを交換して様子を見ることにします。
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