リモコンロックの裏ワザ
ふと思い立ったので、やってみました。
この写真はプジョーのリモコンドアロックの受信機と送信機です。
左が505、405ぐらいまで使われていたタイプ。右が初期の306などで使われていたタイプです。
シトロエンも同形式のものを使っていました。
左はCXやBXなど、右はZXや最終型AXなどがそれに該当します。
受信機の端子部分を見ると、左が2列8ピン。右が1列5ピンと形状が違います。
ですが、実は、このどちらも実際に使用しているのは4本だけで、インフラレッド(赤外線方式)と呼ばれる作動原理も共通なので、配線を組み替えると互換パーツとして使用できるのです。
では、実験してみましょう。
旧型(左側)のリモコンを使用していたプジョー405に、少し新型(右側)のリモコンを取り付けしてみることにします。
ちょうど部品取り車からはずして取っておいた1列5ピンカプラもありました。これを使って変換カプラを作りましょう。
車両側の受信機はルーフ前方ルームミラー根元付近にあります。
ルーフコンソールをはずして、2列8ピンカプラに、先ほどの1列5ピンカプラをつなげてカプラを変換させました。
いつでもすぐに元に戻せるように、車両側配線には一切手を加えてません。必要であればすぐに2列8ピンカプラに戻せるようにしてあります。
配線の接続順は…これもノウハウのひとつですのでここでは企業秘密ということにしておきましょうか(笑)
配線図があればすごく簡単なことなんですが、どこへしまったのか探しても見つからなかったので、初心に戻ってテスターで調べながら作業しました。
受信機はルーフコンソールの内側に取り付けします。長さが半分ぐらいしかありませんが、幅はほぼ同じで少しの加工できっちり収まります。
受信部がむき出しになるとかっこ悪いので、前の受信機からレンズだけはずして再利用しました。
そして取り付けしたのがこの写真。外観はまったく変化なしです。
もちろんリモコンも問題なく作動します。
最後にキーホルダータイプの送信機をキーに付け直して終了です。
参考になるケースは少ないと思いますが、こんなこともできますよというお話でした。おしまい。
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コメント
えぇ~!こんな裏技発表しちゃっていいんですか!やはり移植出来ましたか・・・。
投稿: ジャックン | 2008年3月27日 (木曜日) 午後 11時30分