見えないところでオイル漏れ
先週、ブレーキコントロールバルブからLHMオイル漏れが発覚したシトロエン エグザンティア SXを修理しました。
ブレーキコントロールバルブをはずすのに、エアクリーナーケースと一体型のタペットカバーが邪魔になるのではずしてしまいます。
ブレーキコントロールバルブがはずれました。狭くて苦労します。
これがブレーキコントロールバルブ。
プッシュロッドのブーツが破れてオイル漏れを起こしていました。
ちなみにこのブレーキコントロールバルブは、一般的なマスターシリンダーとは違って、ここで油圧を発生させるのではなく、アキュームレーターにあらかじめ蓄えられていた油圧を開放する役目をしています。
はずした部品を元へ戻していきます。
リターンホースが硬化してしまってボロボロです。部品の在庫がないので代用品を切り継ぎして使いました。
タペットカバーをはずしたので、パッキンも交換です。
最後は当然エア抜き。LHMオイルが汚れていたので、少し多めに抜きました。
LHMオイル漏れは止まりましたが室内が…
ブレーキコントロールバルブからのLHM漏れは、地面に垂れずに室内へ流れ込んでしまうので、発見が遅れがちです。見つかったときにはもうこの状態。
カーペットをめくると、ここにもしっかりとLHMオイルが。
時間がかかりますが、新聞紙などを使ってなるべくきれいにしていきます。
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コメント
毎回勉強になります!私が作業出来る範囲を超えてますが楽しいッス(笑)
投稿: ジャックン | 2007年11月16日 (金曜日) 午前 01時04分