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2007年9月16日 (日曜日)

クリオ ウィリアムズ、異音の原因がわかりました

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異音の原因を探求中のルノー クリオ ウィリアムズです。
試運転しているうちに症状が慢性的になってきました。
いつでも音が出るほうが原因を見つけやすいです。
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音の発生源はやはり左リアでした。
泥除けカバーの取付ボルトの頭が、ブレーキディスクローターに当たって擦れ音が出ています。
おかしいです。本当ならもっとクリアランスがあるはず。どうして当たってしまうのでしょう?
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ハブまわりをばらしました。ボルトの頭が削れてますが、特に異常はなさそうです。何か部品が足りないのでしょうか。
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パーツリストを見てもいまいちはっきりしなかったので、反対側もばらしてみました。
こちらは何の問題もありませんねぇ。
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問題はハブベアリングにありました。よく見ると、ハブベアリングを押さえているクリップが溝にはまっていません。
クリップが固定されていないので、ローターの中でベアリングがずれてしまっています。
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分解して、ベアリングを正規の位置に取り付けしなおしました。削れていたボルトも交換しておきましょう。
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ベアリングの位置を直したローターを取り付けてみると…、今度はちゃんとクリアランスが取れています。これで大丈夫です。

この車の修理暦を見てみると、8000kmほど前に関東地区のショップでハブベアリングとディスクローターを交換しています。ハブベアリングもハブナットも新しいのでそれは間違いようです。
今回の原因は、おそらくそのときの組み付けミスでしょう。その修理暦を信じたためにハブ周りを疑うことなく、発見に時間が掛かってしまいました。
修理してあるから大丈夫というのは思い込みに過ぎませんね。“初心忘れるべからず”ということでしょうか。

あ、それはそうとこの写真の通り、キャリパーが腐食してブレーキを引きずり気味なので、キャリパーも交換することになりました。早速部品を手配しておくとしましょう。

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コメント

原因発見おめでとうございます!自分が触っていない以前の修理ってどのようにされているか分からないので気になりますね。

投稿: ジャックン | 2007年9月17日 (月曜日) 午前 02時03分

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