ドライブシャフトをはずすだけで丸一日
中古車のプジョー 106 ラリーは、ゴールデンウィーク明けに納車予定です。車両を総合チェックして納車整備内容を決めます。
こちらはドライブブーツ交換のプジョー 106 ラリーです。そろそろ部品が揃う予定なので作業を進めます。
まずはギアオイルを抜き取ります。
ここまで足回りをばらしました。あとはハブのスプラインを抜くだけなんですが、これがなかなか抜けてくれません。
プーラーを使って思いっきりテンションを掛けてもびくともしません。
反対側もガッチガチです。何時間も格闘しましたがダメです。抜けません。錆びて固着しているのでしょうか?
仕方がないのでストラットごとはずすことにしました。
ストラットやハブが付いたままのドライブシャフトです。
実はこうなることは予想していました。前にこの車両の足回りの作業をしたときも、ドライブシャフトがはずれなかったのです。
http://caprico.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_940f.html
前回は分解せずに何とか作業しましたが、いつまでもはずせないままにしておくわけにもいきません。何より破れているドライブブーツを交換しなくては。
一人ではもう何ともならないので、ここからは二人がかりの作業です。
ああやったりこうやったり。酸素であぶってみたり。はずれてくれー!
悪戦苦闘してやっとはずれました。すっかり夜です。
バックラッシュが出ていたのでしょうか?クイックスチールか何かを使用して、シャフトとハブが接着されていた感じです。これ、錆じゃないもん、人為的なものでしょ?シャフトは再利用しないほうが良さそうです。ハブとベアリングも交換です。あぁ、参ったなあ。どうしましょ。
すっかり時間を取られてしまいました。今日はもうおしまいにしましょう。
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