CXのミッションマウントと21Tのハブベアリング
今日はまず、鈑金屋さんとフェラーリ308GTBのフロントスポイラー交換の打ち合わせから。
作業方法や日程についての相談です。
続いてこちらは車検整備で入庫のシトロエンCXプレステージュ。リアドアをよく見てください。とにかく長い車です。
リフトアップして不具合が無いか点検します。
サスシリンダーのブーツから少しLHMが漏れているようです。これぐらいならかわいいもんでしょう。車検は大丈夫そうです。
ドライブシャフトブーツのバンドがはずれてグリスが飛び散ってしまっています。これは何とかしないといけませんね。
ゴムに亀裂が入っているミッションマウントは交換します。
新しいミッションマウントに交換しました。取り付けボルトもワイヤーブラシで磨いたのできれいです。
あとは、サイドブレーキの調整やLHMパイプの増し締めなどの作業をしました。
タイロッドジョイントのガタや排気漏れなど、リストアップすればきりが無いほどCXの場合はいろいろと出てきますが、予算などの問題ですべての作業が出来ないので、ポイントを押さえていかに検査をすり抜けるかがポイントです。
手配していたパーツが入荷したのでCXの作業を一旦中断して、今度はルノー 21ターボです。
左フロントのハブベアリングがダメになってハブがグラグラです。走るとゴロゴロと異音が発生します。
ブレーキのタッチも安定していないということですが、キャリパーの中でローターが遊んでしまっているので、ハブベアリングを交換すればこれも直るでしょう。
ハブをはずしてハブベアリングを交換します。
ハブからハブベアリングをはずして、新しいハブベアリングに交換します。
ディスクローターが錆びついてはずれなかったので、ハブにローターを付けたまま作業しました。ローターは再利用するので、無理してはずすことは出来ません。
ロワーアームのボールジョイントのブーツが“アレ”ですが、こちらも今回は交換せず再利用します。次回の車検のときには交換しなくてはダメですね。
新しいハブベアリングを組み付けました。ガタも無いです。
これを車両に取り付けします。
組み付け後に試運転して異音やブレーキのタッチをチェック。
異音も無くなり、ブレーキのタッチも安定しています。OKです。
それにしてもこのクルマの加速は気持ちがいいです。ターボはこうでなくては!
すっかり夜になってしまったので、最後はフェラーリ308GTBを中に閉まって今日は終わりです。
明日は一日お休みをします。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。
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