レガシィは窮屈?
当店では珍しい国産車が入庫しました。スバル レガシィ B4です。
このレガシィのオーナーさんは身長190cm!シートを一番後ろのポジションにしていても、ステアリングにひざがあたってベストなシートポジションが得られません。
何とか対策がないかとディーラーやカー用品店を訪問されたそうですが、どこにも相手にされず困っていると少し前から相談を受けていました。
純正シートのまま位置を後方へ移動させるのは難しいので、シートを交換しませんかと提案させていただいたところ、純正シートの形状にも不満をもたれていたそうで、快く提案を受け入れていただけました。
ただシートを交換するだけでは大きなシートポジションの変化は望めません。通常よりもシートが後ろになるように特注でベースフレームを作りました。この方法なら簡単にシートを移動させることが出来ます。
純正シートをはずして、シートを交換します。
新しいシートが付きました。シートはRECARO SR-IIIです。
新しいシートは一番後ろのポジションで純正よりも約8cm後方へ移動しました。
オーナーさんにシートポジションを確認してもらって作業終了です。
着座位置も下へ下がっているので、ヘッドクリアランスも増え、ひざ周りの空間にも余裕が生まれました。
オーナーさんに大変喜ばれ、作業したこちらも嬉しくなりました。
さて、レガシィの作業の次はBSE SEV カプリコ トゥインゴです。
明日はレースです。夜には不動車が入庫してリフトが占領されてしまうので、今のうちに作業してしまいましょう。
エンジンをオーバーホールしたばかりなのに、先日のゴールデントロフィーでエンジンを散々回しているので、オイルとオイルフィルターは交換します。
オイルフィルターはこんな奥についています。作業しにくい場所です。
オイルはモチュール300V パワーレーシング。定番ですね。
明日は2006シーズン最終戦。壊れないでねトゥインゴ君。
トゥインゴの後、工場に入ったのはルノー アルピーヌ A110です。
先日、セルモーターが回らないのを点検にしに行った車です。積載車で運ばれてきました。
明日はお休みをいただくので、月曜日から作業にかかることにしましょう。
さて、明日はラテンフェスタです。場所はコースが改修されたばかりの美浜サーキット。
トゥインゴ以外にも、たくさんのイタリア車フランス車が走ります。
レースは観戦無料!お時間のある方はぜひ!
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