A110のバッテリーケーブルを交換しました
ルノー アルピーヌ A110です。セルモーターが回らないのを点検します。
バッテリーケーブルの不良で、電圧が降下してしまっています。バッテリーケーブルを交換します。
バッテリーはフロント、セルモーターはリアにあるのでケーブルは長いです。
ダッシュボードにカットオフスイッチがあります。分解してここからセルモーターへ行っているケーブルを交換します。
エンジンルーム内の劣化したコードも交換します。
エンジンスタートはプッシュスイッチ式に改造されています。プッシュスイッチも壊れていたので配線を作り直して交換です。
配線を追っていくと、ヒューズが切れていました。ヒューズも交換です。
これは先日の出張作業の際、セルモーターのテストのためにバッテリー直結にしたので、そのときに切れてしまったのかもしれません。
キルスイッチからケーブルを2本引くことにしました。1本はセルモーター、もう1本はオルタネーターに結びます。
エンジンルーム内で、セルモーターとオルタネーターもつなげておきます。マグネットスイッチの配線も抜けやすくなっていたので一部を作り変えました。
この車はヒストリックレースで使用されていますが、こうしておけば、スターティンググリッドでセルモーターが回らないってこともないでしょう。
エンジンルームまでポジティブケーブルが2本来ているので、万が一のときもサーキットで応急処置がしやすいはずです。
ケーブルにサーモスリーブを被せて結束していきます。
セルモーターが回るのを確認して、細かい部分を仕上げていきます。
エキマニに巻いてあるインシュレーションラップのおかげで、今日は腕がチクチクしています。
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