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2006年11月21日 (火曜日)

CITROEN XANTIA スターターモーター交換

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シトロエン エグザンティア SXのエンジンが掛からなくなり、ロードサービスの積載車に載せられて入庫しました。イグニッションキーを回しても、スターターモーターがカチッと言うだけで回ってくれません。
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どうやらスターターモーターが壊れてしまっているようです。はずして点検してみることにします。
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スターターモーターをはずすには周りの部品をいろいろはずさなくてはいけません。スターターモーターは丸見えなのに、固定ボルトは影に隠れているのです。
配線・配管を固定しているこのプラスチックのカバーをはずすのがとても面倒です。
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カバーがはずれました。ボルトが見えるようになって、これでやっとスターターモーターがはずせます。
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スターターモーターがはずれました。
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はずしたスターターモーターをテストしてみましょう。
バッテリーを繋いでみると、ピニオンは飛び出すもののモーターは回ろうとしません。
マグネットスイッチはOKですが、モーターがダメになってしまっているようです。
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モーターを分解してみたところ、中はこのような状態になっていました。
フィールドのマグネットがはずれてしまい、粉々に砕けてしまっています。ケース内もアーマチュアも、砕けた磁石の粉が引っ付いて大変なことになってます。
これはもう修復不能です。
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新しいスターターモーターに交換しましょう。
スイッチもクラッチもついたアセンブリパーツです。
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新しいスターターモーターを取り付けして動作チェック。
問題ありません。元気よくスターターモーターが回ります。
あの面倒なプラスチックカバーやはずした部品を元通りに戻していきましょう。

全部元通りに戻してからチェックして、万が一動かなかったら大変です。なるべくやり直しが利く状態でチェックするのが基本です。
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新しいスターターモーターが付いて、元通りに戻りました。
最終チェックをして作業終了です。

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