CITROEN BX スピードメーターケーブル交換
車検整備中のシトロエン BX 19TRiのスピードメーターケーブルを交換しました。
スピードメーターが動かないと車検には合格できません。
右ハンドルのBXは助手席側のグローブボックスの奥をスピードメーターケーブルが通っています。
メーターナセルをはずしてメーターケーブルを点検してみると、スピードメーターの接続部のところでメーターケーブルが壊れていました。
これではスピードメーターが動くはずがありません。
壊れたメーターケーブルをはずして、新しいメーターケーブルに交換します。
写真は新旧のメーターケーブルです。黄色い部分がスピードメーターへの接続部です。
上下二分割になっているメーターケーブルの、こちらは下側。写真左側がトランスミッションにつながる部分です。
デフケースの右側、ドライブシャフトの付け根の部分でメーターケーブルを駆動させています。
メーターケーブルは車速にあわせて中のケーブルが回転するので、動きがスムーズになるようになるべく緩やかなカーブを描くように取り回しします。
新しいメーターケーブルを接続し、スピードメーターのチェックをしてから、メーターナセルやグローブボックスなどはずした部品を取り付けていきます。
(全部組みつけてから動かなかったらショックだし、また分解するのが面倒なので…)
はずした部品を全部元通りに組み付けて作業終了です。
ちなみに、最近のクルマのスピードメーターは、エレクトリックタイプが主流なので、メーターケーブルを使用していません。そういう意味では、BXは古い世代のクルマということになるのでしょうか。
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