シトロエンエグザンティア スフェア交換
CITROEN Xantia TURBO CT ACTIVAのスフェアを交換しました。
このクルマにはたくさんのスフェアが使用されていますが、今回交換したのはリア アンチシンク スフェアとリア レギュレータ スフェアです。
上の写真はリアの足回りですが、写っているだけで5つのスフェアが見えます。
アンチシンク スフェアが外れたところです。スフェアと接続されているパイプの間には、パイプシールが使われているので、そのパイプシールも交換します。
レギュレータ スフェアが外れました。アンチシンク スフェアは新品が取り付けされています。
手元の資料では、ACTIVAのリア レギュレータ スフェアは55barのはずですが、なぜか現車には70barのものが取り付けされていました。過去に手違いで間違ったスフェアを取り付けされてしまったのでしょう。
SC.CAR = SYSTEM CITROEN DE CONTROLE ACTIF DU RUOLIS - ACTIVE ROLL CONTROL SYSTEM
AR = ARRIERE - REAR
左が古いスフェア、右が正規品の新しいスフェアです。
比較してみると圧力だけでなく、オリフィスの径も違うことがわかります。
取り付けネジピッチはどのスフェアも同じなので、スフェアを間違っても取り付け出来てしまいます。スフェアには圧力値が刻印されているので、取り付け時にしっかり確認しましょう。
新しいレギュレータ スフェアが付きました。
メイン アキュームレータに圧力をかけ、ハイドローリックシステムのエア抜きをして作業終了です。
これで本来のACTIVAの乗り心地に戻ったことになります。
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