シトロエンエグザンティア タイミングベルト&ウォーターポンプ交換
ブレーキホースを交換したシトロエン エグザンティア ブレークのウォーターポンプ、タイミングベルト、タイミングテンショナー、クランクプーリーを交換しました。
はじめに、ラジエターのドレンを開けて、クーラントを抜いておきます。
テンショナーをはずして、ドライブベルトがはずれました。
上のカバーをはずすと、タイミングベルトが見えてきます。
タイミングベルトをはずす前に、回転方向とコマ位置をマーキングしておきます。
こちらは下のカバーをはずしたところです。下側もコマ位置をマーキングしておきます。
タイミングベルト、タイミングテンショナー、ウォーターポンプがはずれました。
左が新しいウォーターポンプ、右が古いウォーターポンプです。ベアリングに異常はありませんでしたが、今回は新品に交換します。
新しいウォーターポンプが付きました。
こちらは新旧のタイミングベルトとタイミングテンショナーです。写真ではわかりませんが、テンショナーベアリングにはガタが発生していました。
シトロエン純正部品のベルト・テンショナーセットには、写真に写っているようなシールが同梱されています。このシールはタイミングベルトの交換履歴を表すもので、日付と走行距離が記入できるようになっています。
クランクプーリーも新品に交換します。
キー位置を6時の方向に合わせて並べておくと、φ8mmの穴位置が、左の古い方は12時の方向、右の新品は8時の方向で、ずれているのがわかります。
インシュレーターが劣化すると、クランクプーリーが空回りしてしまいます。エンジンからベルト鳴きのような音が聞こえる場合は、クランクプーリーを点検してみましょう。
タイミングベルトを取り付けしたら、カバーをつける前に、クランクを回転させて、バルブタイミングが狂っていないか確認します。
タイミングベルトの張り具合をチェックして、カバーを取り付けします。
はずした部品を元通りに戻していきます。ドライブベルトとテンショナーも付きました。
クーラントを補充してエンジンを掛け、ラジエターのエア抜きをします。
コアサポートにタイミングベルトのシールが貼ってあるのがわかるでしょうか?シールには今日の日付と走行距離を記載しました。
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