« BORBET CA入荷 | トップページ | XANTIAのハイドロ点検3 »

2004年11月11日 (木曜日)

XANTIAのハイドロ点検2

昨日入庫したCITROEN XANTIA VSXの作業の続きをしました。
DSC04550
ハイドラクティブ・エレクトロバルブの点検中です。このバルブはサスペンションのソフトモードとハードモードを切り替える役目をしています。
DSC04554
フロント・レギュレータスフェアを外そうとしたら・・・・。ものすごく硬くてなかなか緩まないので、おかしいなぁと思っていたら、緩めた瞬間みごとに大噴射!スフェアがパンクしていると、こういうことが起きる可能性がありますので、硬くて緩まないときは注意が必要です。
これでは圧力測定をするまでもなく、無条件に交換だなぁと思いながら、外したスフェアを見てみると、通常、VSXのレギュレータスフェアの標準圧力は75barのはずが、なんとそれは62barのメーンアキュームレータでした。パンクしていた上に、間違った”球”が取り付けられていたのでした。これでは正常の乗り心地を得られるはずがありませんね。
ハイドラクティブ、ハイドロニューマチック、それぞれのサスペンションに使われている”緑の球”(アキュームレータ、スフェア)は外観は同じようでも、それぞれ圧力や機能が異なりますので、交換の時には注意しましょう。

|

« BORBET CA入荷 | トップページ | XANTIAのハイドロ点検3 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: XANTIAのハイドロ点検2:

« BORBET CA入荷 | トップページ | XANTIAのハイドロ点検3 »